【いつからだって遅くはない】
おはようございます。
昨日は、とっても素敵な方の素敵な工房へ行って来ました。私の人生の師匠【亘 正幸】先生の工房です。
先生とご縁をいただいたきっけは、衣里(ころもり)さんの工房に、篠島のお石様を入れる巾着を作りに行った際、目を惹いた着物の生地。
それが衣里さんが、亘先生からいただいた生地だったのです。
そこから導かれるように、スルスルとご縁をいただきました。
先生は、私の父と同い年、昭和15年のお生まれで当年83歳。先生とかずさんと私と同じ干支。”辰年”トリプルです(笑)
先生は以前、大阪の北浜に工房を持ちだったそうですが、年齢が上がるにつれ、大阪へ通うのが大変になり、ご自宅で『麻の葉工房』を開かれています。
昨年8月、WSを先生にお願いして開催致しました。その時のWSは桐の木材に着物の生地を張り付けて私の中の”わたし”を形に…自分の分身”あの子人形”を作りました。
その時の写真がこちらです。
WSを終えて綴ったものをご覧ください。
積み木と着物の生地を貼り合わせる作業はとても細かく、1mm、2mmの世界柄合わせ、生地の目、布をくるむ順番…
普段使ってない頭や身体がフル回転(笑)
だって、唯一無二の私の中の”わたし”を形にするのです
講師の 亘 正幸先生は、なんと!わたしの父と同い年!
移りゆく時代と共に、無くなるものもあれば、形を変えて生き続けるものもあります。
アシスタントで私達を全面サポート(笑)に来てくださった衣里さんからこの組み木のお人形のお着物は、今ではなかなか手に入らない、古い時代の貴重なお着物を贅沢に使ってくださってるお話をお聴きしました。
こうやってわたしの元に来てくれたお着物の奇跡(軌跡)も感じながら、心を許せ心を預けられる「もう一人の私」を作れたことに感謝がいっぱい
そして最後にかずさんがこの日のために作ってくれた絶品甘味我が子と共に…『いただきました!』その時間は至福そのもの
亘先生
一緒に心震わせて、作ってくださった皆さま
本当に素晴らしい時間をありがとうございました
あれから、9ヶ月経ちました。久しぶりに先生の工房に伺うと、またまた素晴らしい作品がずらーっと並んでいました。
見ているだけで、幸せな気持ちになります。
あの時代に男の子が人形作りなんてしようものなら、「男たるもの!」って絶対止められる。
ご両親の理解があったことはもちろんですが、自分の”好き”を大事にし続けてきたこと。
お話ししていて、私が感じたことは、とても温厚な亘先生ですが、
①ワクワクに決して蓋をしない(感覚大事)
③出来ない理由を言わない
④どうすればできるかな
⑤外側意識ではなく、常に内側意識
⑥自分のど真ん中だけで生きている
これをすごく感じました。かずさんや私と同じ!!だから惹かれるんですよね。
若い時に少し習われたことがあったそうですが、数十年ぶりにはじめたら、イケメン講師の先生に(笑)
「過去習ったことは、全て忘れてください」と言われたそうです。💦そこも素直に受け取られ、前向きに取り組まれる先生。
演奏を少し聞かせていただきましたが、音色が力強くて優しい。先生の”音”でした。
”弦”繋がりなこともあり、先生に今『梓弓』を作っていることをお話ししたら、さすが先生。
「梓弓は和歌によく出てきますよね。」って…。
『梓弓』の写真を興味深くご覧になり一言。
「これを作られるとは…ご主人はその道に進まれる方だったんですね」って…
感覚でわかられるんですね。
他にも”和み舎”にある”あるもの”を使っての”閃き”も…。これはまた次回に☆彡
来週、私が実際作ってみようと思います。詳細が決まりましたら、ご案内しますね!!
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