自分の望むことに対して、漠然としていては叶えられるものも叶わない。
昨日は移転先の物件の補修工事の打ち合わせに行って来ました。
普通は、オーナーさんと私たちの仲介に不動産屋が入り契約等を進めていくのですが、和み城はオーナーさん自身が不動産屋です。なので昨日はオーナーさんのご主人様が来て下さりました。
京都にも古民家の物件を多々お持ちとかで、古民家再生を得意とされている京都の若い大工さんと来て下さりも同行。一緒に修繕箇所を見て回ってくださりました。
まだ契約もしていないのに、私たちの意向を細かく聴いて、ノートに修繕箇所を記入してくださっています。
普通はあり得へんことです。
見ただけでは私たちにはわからない、長く使うためにはここは早めに修繕しておいた方がいいとプロの大工さんの目から見たアドバイスもしてくださりました。
日本の伝統的な工法で作られた古民家には、木の存在感とぬくもり、梁や柱を活かした佇まい、風合いやゆったりとした空間など魅力がいっぱいです。
古き良きを活かしながら、守り住み継いでいくこと。
それを何より大事にしたい、オーナーさんの想いや大工さんの想いが、私たちと一致しました。
大工さんが、「あそこの瓦は本瓦を使っていますね~。」と教えてもらいました。
初めて目にする瓦です。
調べてみたら、神社仏閣、城郭で使われる瓦とか…
そう言えば奥座敷からその反対側の屋根が見えていましたが、瓦紋は「三つ巴」でした。
「三つ巴」の紋は神社などでよく見かける紋です。
内蔵に入ったとき、オーナーさんにかずさんが、
「ここを片付けて、コンサートなどできたらいいな~と思っています」と言うと、
オーナーさん、「うわ~っ、それいいですね~!」って…
「料理もできるので、時には、この(内蔵の中にある)160年前の塗の器で、お殿様気分で本膳料理を召し上がって頂こうと思っています」と言うと、
オーナーさん、「そんなのまず経験ができない。それをここで…素敵だなぁ~」って…
このお屋敷の価値、そして、器や膳、ここにあるものすべての価値がわかり、それを活かすことをしてくれる。
オーナーさんは、それがとっても嬉しそうで、満面の笑みを浮かべてくれていました。
*本膳料理とは…武家がお客をもてなすための膳にのせた料理のことです。(懐石料理や会席料理とは異なります)
そして、気になっていた高床の奥座敷の耐震や安全性も見ていただきました。
最高の材料と最高の技術で作られているので、なんの問題もないとのこと。
そうそう、梓弓をより綺麗に作るのに、ある機械を購入して使いたいのですが、今のところでは、音が大きくてご近所に迷惑になるので使えません。でも和み城では、梓弓を作成するのにピッタリな工房用の部屋も作れそうです。
和み城との出逢いで、学んだことは
「望みは明確にする!」
望みを漠然としない。
何を味わいたいのか?こうがいいとはっきり、意志表示をする。
そしてそれに基づいて行動する👈ここが大事です!
すると、それにピッタリな人やもの、ことが現れる。
オーナーさんや大工さん以外にも、次々と素敵なご縁がどんどん生まれて来ています。
さて、次は〇〇を明確にするぞ!!
どんな風に現れるのかな?
楽しみです♡
PS,写真はいつもの秘境の地の神社巡りのように、車で探検していたら、超狭い橋を渡ることに…💦
看板には「譲り合って渡ってください」と書かれてありましたが、ここ渡る車、軽四ならまだしも、普通車はまずおらんやろ~。😲
いつものように、渡ったけど…(笑)
今日も最高な1日を…☆彡

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マキ (土曜日, 12 8月 2023 09:51)
上の方々は自分達のあと、気持ち良く使って下さる方を選ばれてますね❣️